マインドフルネスな1週間【9/27-10/3】

マインドフルネス瞑想を再開しました。一時期、仕事が原因で、心が乱れていた際に、いくつかの書籍を読んで、行い方と効能について勉強しましたが、継続することはできませんでした。しかし最近になって、CPAの勉強をしている際に、マインドフルネス瞑想と、勉強に集中する方法は、通じる部分があると感じたため、改めて朝5分、夜10分行っています。

何が通じるかといいますと、「判断をしない」ということです。マインドフルネス瞑想は、呼吸に集中してただ座る、というものです。集中は、思念を遠ざけ、ただ呼吸を見つめることで生み出されます。これが非常に難しく、何も考えるな、と言われても、何か自然と考えてしまいます。ポイントは、思念が浮かぶことを、決して良い悪いという判断で片づけてしまわないことです。思念が浮かんだ際には、ただ思念が浮かんだことを、「認識」し、再び呼吸に集中するよう意識を傾けることが肝心です。

 

私は勉強も同じだと思っています。嫌だ、面倒くさい、疲れた、もう頑張った、などは、全て個人の「判断」です。長く集中をするならば、こうした「判断」に心を委ねないことが大切です。具体的には、何か仕組化をすることで、判断が及ぶ領域を心の中からなくすことです。私の場合は、明確に1日で達成すべきタスクを定義すること、小タスクは10-15分ほどとし、その小タスクと小タスクの間に、休む暇をなくすこと、を意識しています。こうすると、暇がないため、まず判断ができません。休憩は、大きなタスクが終わったタイミングで、大きく取ります。(例えば勉強場所を変えます。)

 

一方で、自由に沸き起こる思念を肯定し、楽しむ瞑想もあります。Self-Compassionといわれる領域です。私は、マインドフルネス瞑想は、洗練された集中力を創り上げるうえで大切だと思っています。他方で、マインドフルネス瞑想は、心が安定はしますが、豊かな心をはぐくむことはできないと考えています。人は、様々な感情に左右され、合理的でない選択をするものです。マインドフルネス瞑想だけだと、余りにも判断をしないため、直観力が失われると感じています。したがって、マインドフルネス瞑想とともに、Self-Compassion瞑想も取り入れるべきだと考えています。

 

Self-Compassionは、私は夜布団に入ってから行うようにしています。今日一日を自由に振り返り、肯定できることを思い出します。自分で自分を褒めてあげます。マイナスなことが思い浮かんでも、プラスにとらえるようにします。こうした、自分を慈しむ心もまた、長い勉強を続けるうえでは、大切なことだと思っています。

 

最後に、頑張る、という意気込みも、判断の領域ではなく、マインドフルネス瞑想的解釈でとらえることが肝要かなと、最近は感じています。つまり、今目の前のことを、前向きに淡々とこなしていくことが、「頑張る」ことかと思っています。特に、社会人は、「頑張れる」タイミングは限られています。急なお誘いが入った際には、なるべく断りたくないと思っています。またそういった急用に柔軟に対応して、時間がとられても、焦らない心を持ちたいと思っています。そのためには、平常時は「頑張る」ことを心がけていきたいと思います。(マインドフルネス瞑想的な「頑張る」なので、よ~し、明日から、4時おきだ、気合出していくぞー!、、とかではなく、日々を肯定しながら、毎日歯磨きするのと同じ感覚で、淡々と努力を重ねることを意味しています。)

 

-今週起きたイベント-

9/28 ワクチン接種

9/29 熱が出たため仕事を休み一日休養

9/30 プロジェクト在任が来年1月まで引き延ばされる

10/1 マインドフルネス瞑想を再開

10/2 久しぶりにとてものんびりと温泉に入る